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桜が散り始めて幾日か経った。
ジリリリリリリリリリ。
ガチャ。
腕を伸ばし寝覚時計を止めた。
が、なぜか左腕に違和感を感じた。
またか、またなのか。
どうして、いつもいつもこう人のベッドの中に入ってくるんだ!?
瞬也「おい、どうして、毎度毎度人のベッドに入ってくるんだ。鈴菜!?」
布団の中に入っていたのは鈴菜だった。
鈴菜「う~ん、まだ、眠いよ」
眠い?
瞬也「眠いじゃあねぇーよ!?起きろぉおおおおおおおおお鈴菜!!」
ほんと、どうして入ってくるのか意味が分からないよ。
鈴菜「あ、おはよー瞬也君」
瞬也「おはよーじゃあねぇーよ!どうやって入って来たんだよ!?」
鈴菜「えっと、あそこからだよ」
鈴菜が指を差した方を見るとドアのほうだった。
いや、ドアは絶対に閉めたはずなのに。
それと。
瞬也「どうしている?」
鈴菜「それは、瞬也君がいるからだよ」
なんだ、俺がいるからか。
瞬也「どんな理由だよ!それ!!」
なんで俺がいるからなんだよ!
意味がほんと分からないよ!!
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