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いや、③は無いだろ。何故俺がドM発言せにゃならんのだ。もし仮に③の状況になったとして……
『オラ!金だせ』
『もっと…、もっとだ!もっと脅してくれ!』
奴らも奴らでドン引きだぞ。イメージしても、途中で自分で自分を100回は斬り殺してる。
「ーい!ーーてーーのーか!?」
「えっ?なに?」
「テメエ!今自分が置かれている状況が理解できてねーのか!」
なんか考え事してる内に、さっきのチビスケが怒鳴ってきたぞ。
「おい、よさねぇか」
チビスケの後ろから声が聞こえた。チビスケは道を開けると、リーダーらしきチョビひげ男が現れた。
「武器も持ってねえみたいだし、金があるなら見逃してやるって言ってんだぜ?」
「いや、武器も持ってないし、金も一文もないよ」
「ちっ、文無しか」
チョビひげ男は舌打ちをしたのち、踵を返し、部下たちに命令をした。
「殺せ」
結局こうなるんですか……。
「へへ、悪く思うなよ」
「なら、見逃せよ」
次々と武器を構え出す。これは絶体絶命なのでは?そう思った瞬間もありました。
「がぁぁぁぁぁぁ!!!」
「どうした!?」
悲鳴を上げた一人の賊は背中に大きな切り傷をつけられて、息耐えていた。そして、賊を殺した張本人であろう二人の少女が、賊を睨むように立っている。
「なんだテメエら!」
「我が名は関羽!」
「張飛なのだ!」
関羽って……
あの関羽かっ!?女だし!?張飛も女だし!?
いや張飛に至っては幼女だぞ!犯罪の匂いしかしねーよ。
なに?関羽のあのナイスバディ。艶のある綺麗な長い黒髪。マジで、ボンッ!キュッ!ボンッ!
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