序章

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光と闇 血と涙 すべてが混ざるその中で 歓喜の声が湧き上がる 喜びに満ちゆく世界から私の心は切り取られ奈落の底へと堕ちてゆく 触れることすら許されない 滲む景色が朱く染まると熱い血潮が降りかかった これが私の最期の記憶 .
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