過去に

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「どっか行くんじゃないの。」 「学校だよ。けどもういい。それよりどっかから来たんだ。」 「未来。」 「わり。もっかい。」 「未来。」 ありえない言葉が聞こえた。未来からなんつそんなSFみたいなことあるわけがない 。けどもしかしたらとは思っていた。自分より大きい弟がいるなんて 「真面目に聞いてよ?兄貴は未来で一度死んだんだ。」 「それは聞きたくなかったな。」 「あ、でも大丈夫。過去が変われば未来も変わるから。」 そのために来た。たとえ自分が弟だとわかってもらえなくても、その事実だけは変わらない それから裕は未来がどうなっているかを詳しく聞いた
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