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「男のイジメについて、お願いします」
「了解。もし、調べた中で特定したい時はその時に言ってくれ」
「わかった」
「それじゃあ、質問は以上になるけど、そっちから質問ある?」
構えていたのに、質問は終わりとリクは言う。これで何を調べられるというのか、僕には到底想像ができない。
「本当に調べられるんですか?」
「信じられないか? なら、力量試しに今度送るのを見るといい。リークの元をしっかりと調べられるかどうか、まずはお前に身辺調査から始めてやる」
え? っと思った。何か間違えはないか、もう一度文章を目で追う。けれど、やはり僕のことを調べる。とリクが言っていることに違いはない。
待って、嫌だっ。と言う気持ちに慌ててキーボードを打つ。けれど、リクの方が早かった。
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