6人が本棚に入れています
本棚に追加
「四季さん、日直がこれ持っていくようにだって。」
お昼を終えて一息ついていると、クラスメイトの一人が声をかけてきた。
そう言われてみれば、今日の日直は花音である。
「ありがとう。りんごちゃん、ちょっと行ってくるね。」
そう一言りんごに告げて立ち上がる。
教卓に置いてあるノートの山を持つと入口に向かった。
「ありがとうね。」
「いやいや~。」
教えてくれたクラスメートと一声交わし、職員室を目指す。
最初のコメントを投稿しよう!