第7章》古代廃墟の戦い

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「うん、それが一番リーナ様の安全にいいかな」 「あなたの国の兵士に守って貰えるなら、安心です」  そう言うリーナ達を安心させるため、クロムも笑顔を見せる。 「まぁ、ここから暫く行けばたどり着けるはずですから、テノールが戻ってきたら出発しましょう」 「それにしてもテノール、遅いわね」  ルルゥは心配そうにテノールが入っていった森を見つめる。 「まぁ、待っとけば来るだろ?今までもこんなかんじだったろ?」  そう言ってクロムは懐から取り出したガムを噛み始めた。 「……やーすいません、遅れました!道に迷っちゃって」  そう言いながらテノールが戻ってきたのは、それから30分後であった。
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