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「現在、国際通りが敵の攻撃に曝されている!俺たちの任務は通りに展開している敵兵の排除、防衛部隊の援護だ!」
ライフルのネジをしめながらアキが聞く。
「そういえば、どこが攻めてきたの?」
「分からん。破壊された敵兵器の中は無人だったらしいし、国旗やそれらしいペイントも無かったしな…」
「え、じゃあ敵兵とは…」
驚くアキにクロムは頷きを返す。
「今まで会ったことが無いな。得体が知れない」
「どこの国か分かればいいんだけど…分かった所でだね」
「そうだな…敵には変わりない防衛部隊の生存者は?」
とクロムが聞くと、デールが司令部に接続して状況をモニターしている小型コンピューターを見て、答える。
「の、残り18人で戦車が1。ドロイドが5です」
「危ないな…」
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