姫。奥州へ行く。

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  ー 雑賀を訪れて3日後 ー   「じゃあな孫市。世話になった!また来る。」   元親「すまねぇなサヤカ。長居しちまって…」 孫市「大丈夫だ。慣れている。」   「次来る時は何か土産を持って来るからな!元親が☆」   元親「却下!」   「却下を却下します。」   元親「早っ!!?」   子分その1「アニキー!出航の準備ができやしたぜぇ!!」   元親「おう!」   「時間か…名残惜しいがそろそろ行くか…」   孫市「…嵐が…過ぎたか……はぁ;」     弥生という名の嵐は、ひょっこり現れ、2日間滞在し3日目の朝、帰って行った。           元親「んで、次はどこに行くつもりだ?帰んのか?」   「本来私が城を出た理由は弟のいる大友軍と戦う為に必要となる武人を、戦力を集める為だ。だから帰らない。とは言え、金を持たぬ私などに手を貸してくれる者などいないだろうがな。」   元親「なら、どうすんだよ?金でも集めんのか?」   「いや、金なら城に帰ればある。弟が信者達から巻き上げたモノがたんまりとな。」   元親「じゃあやっぱ帰んのか?」   「それは無い。その行為と時間が勿体ないからな。だから、奥州へ行く。」   元親「奥州!?まさかあの独眼竜に金を借りる気か?」   「いやwww全く見ず知らずの人に無闇に金を借りはしないさwww奥州へは観光へ行く。」  
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