姫。家出をする

2/2
前へ
/19ページ
次へ
  宗麟「あぁ、ザビー様。あなたはどうしてザビー様なのですか…」   「・・・・。」   宗麟「あぁぁ、ザビー様。あなたは今どこに居られるのですか…」   「・・・・。」   宗麟「あぁあ、ザビーs「喧しいわあぁぁあ!!!!」げぼあっ!!」   「何がザビー様だ!何が愛だ!!そんなくだらん絵ばかり見ていないでシャキッとせんかぁ!!!」   宗麟「ぶ、打ちましたね!ザビー様にも打たれた事無いのにぃ!!」   「たわけ!!ザビーが打たんから私が打ったんだろうが。寧ろ打ってたら打ってたで大問題だわ!!!!」   宗麟「う゛ぅ~・・・姉上は僕の良き理解者だと信じていたのに~」   「残念だったな宗麟。だが私も残念だ。いつか目を覚まし武士の道を歩んでくれるものと…成長し皆に慕われ必要とされる武人になるものと信じて黙っていたのに・・・っ!!お姉ちゃんは残念で残念で内臓はちきれそうだぞ(嘘泣)」   宗麟「姉上……だったら、はちきれてしまえば良いではないですか」   「なっ!?お前…自分が何言ってるか分かっているのかっ!」   宗麟「僕はこの大友ザビー教国の創設者。そして、ザビー様の愛を伝え行く者!そんな僕の言うことが聞けない奴は‥例え実姉であろうと許しません!」   「宗麟……あぁ何故こんな事にっ……」   宗麟「さぁて。反省するまで島流しにしてやります……」   「っ………致し方ない。いくら言っても分からないのなら実力行使だっ!」     カチャッ ←銃を構えた音     宗麟「ひぃっ!!?」   「………と、行きたい所だが。いくら何でも私一人ではちとキツい…ということでっ!」   宗麟「?? ……あ!!姉上何処へ!??」   「暫くここを離れる。捜さないで下さい。m(_ _)m」   宗麟「姉上…誰に頭を下げているんです?」   「誰って…お前の後ろにいる偉く恐い顔をした爺さんにだが?」   宗麟「っ!!!?…な…だ……誰もいないじゃないですか…脅かさないで下さいよ姉上っってあれ!?姉上!何処ですか!姉上えぇぇーー!!!!?」           「ふぅ~なんとかまけたな。待っていろ宗麟。お前をあの河童頭の作りあげた魔の世界から引きずり出してやるからな!」   宗茂「姫君?こんな所でいったい何を?」   「おお宗茂。私は暫く旅に出る。だから捜すなよ… ではっ(`∇ 'ゞ」   宗茂「あ、はぁ………ってぇええ!?」     その後ザビー城の中で宗茂の声は大きく響き渡るのであった。    
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加