昼下がり、白昼夢にて。

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昼下がり、白昼夢にて。

空回りの期待と 透明な二酸化炭素を含んだ気体を 君は押し付けて 笑う。 それは綺麗な形で 無邪気に圧迫。 窒息は素敵なことなんだって 信じてやまないんだから。 太陽に焦がされて秋を待つ。 そんな普通が許せないんだって 君は僕を振り回すから。 履き違えるなんて 必然。 甘い蕩けたチョコレート。 喉につめて マイナス百度。 それで君が幸せを抱き締めるなら それで僕は眠るのなら 本望なのかも しれないなんて そっと、君の膝で、目を閉じる。 。
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