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自分の席に着くと同時に、一人の女子生徒がこっちに向かってきた
「瞬~、おはよ~」
元気に挨拶してきたのは幼なじみで、同じクラスの本条真美(ほんじょうまみ)だ
スタイル良し、成績良し、しかも校内彼女にしたいランキングで1位になるほどの美人だ
その真美が話しかけてくるから、周りの男子の視線が痛い…
だから、俺は真美から、一線を引いているのだが、真美はかまわず話しかけてくる
「ねぇ~、なんで無視するの?」
そう言って、俺の肩をガクガク揺らす
ああ、面倒くさい…
だから女は嫌いなんだよ
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