21人が本棚に入れています
本棚に追加
「ルティナ?」
「シェイドは・・・、シェイドは何処にも行ったりしないよね?私の前からいなくなったりしないよね?」
名を呼んでしまったからには、何か言わなくてはと思い、そう口にする。
それは聞きたいことでもあった。
ラルド遺跡で別行動になっている間に何があったのか、ルティナにはわからない。
だが、その間にシェイドは何かを知り、本来の自分のするべきことを思い出したのだろう。
それで、少し彼が変わったように見えるのかもしれなかった。
最初のコメントを投稿しよう!