35

5/8
前へ
/365ページ
次へ
「ルティナ?」 「シェイドは・・・、シェイドは何処にも行ったりしないよね?私の前からいなくなったりしないよね?」 名を呼んでしまったからには、何か言わなくてはと思い、そう口にする。 それは聞きたいことでもあった。 ラルド遺跡で別行動になっている間に何があったのか、ルティナにはわからない。 だが、その間にシェイドは何かを知り、本来の自分のするべきことを思い出したのだろう。 それで、少し彼が変わったように見えるのかもしれなかった。
/365ページ

最初のコメントを投稿しよう!

21人が本棚に入れています
本棚に追加