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「ハルバラに?」 「ああ」 宿の一室にジーク、ラキト、リキアに集まってもらい、これからのことを話す。 「晶精石がどんなものか思い出した今、あれをほっておくことは出来なくなった。・・・このまま、好きにさせては取り返しがつかなくなる」 「でも、ハルバラに行けば、あの三人もきっといますわ。もし、三人が私達の前に立ち塞がったら」 「その時は・・・、倒すまでだ。気は進まないが、既にルシエル復活の影響が出ている今、あまり猶予はない」 「レリス達、子供が倒れてるのがその影響なのか?」 「恐らく、そうです」 ジークにラキトが答えると、シェイドは真剣な表情でルティナ達を見た。
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