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「レリス!トリス!ラリス!」 「私達も・・・行く」 「僕達を、仲間外れに、しないで」 「俺達なら、大丈夫、だから」 「・・・リシェット」 「すみません。一度はハルバロス行きに乗ったのですが、急にハルバラへ行くと言い出してきかなくて、ルセント海停から此方へ来たんです」 ルティナがリシェットを見ると、彼女は申し訳なさそうにそう答えた。 「仕方ないか」 呟いてシェイドを見ると、彼は苦笑しながら頷いた。 「一緒に行こうか」 「いいんですか?」 「うん。戻る気ないみたいだし」 レリス達を見てルティナがそう言うと、リシェットも苦笑を返してきた。
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