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「なるほど。私が行った記憶操作は解けてしまったということか」 「やはり、貴方が兄上を!」 「ふん。セレートを始末した今、元に戻ることはないと思っていたが」 そう言い、男はラキアス達を見る。 「此処で邪魔されるわけにはいかない。あとは任せるぞ」 「待て!」 ガゥン 追い掛けようとしたシェイドの足元に銃弾が撃ち込まれる。 「サリア・・・!」 「・・・やっぱり、こうなりますのね」 進路を塞ぐように立った三人にリキアが溜め息をついた。
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