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ある日私が精神的に凄く病んでいた時。つい、慰めてもらいたくて、サイトに"消えたい"って書き込んだ。
鳴海は、メールで、他の人達からも励ましの言葉がかけられた。私は見捨てられていない、誰かが側にいる。
そう、思った。
安心して、気が抜けて、その日は眠ってしまった。
朝、目が覚めると、秋からメールが入っていた。
時間は、夜中の12時。
私が寝た後に、メールを送ってくれていたようだ。
「どうして寝ちゃったんだろう」
焦りながらメールの返信をする。
「ごめん、遅れた」
もう大丈夫だよ、とだけ打って、送信ボタンを押す。
正直、秋からメールがくるとは思っていなかったので、嬉しいような、恥ずかしいような、そんなふわふわした感情が心を埋めた。
返事は返ってこなかったけれど、それでも、満たされるような気分で私は大嫌いな学校へとペダルを踏んだ。
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