雪のように

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結局仲良く遅刻をした私と柊くん。 ギリギリ一限目には間に合った。寝不足のせいか、ほぼすべての授業を寝て過ごしてしまった。 そして放課後になった。 私は無駄に重いカバンを持ち上げ、帰ろうとした。 「よっ」 寝呆けて頭が回らず、状況が理解出来ていない、私。 「もぉー、なにか反応くらいしてよぉ」 声をかけてきたのは、同じクラスの友達、美奈(みな)だ。 「じゃ、一緒に帰ろっ」 成り行き上、一緒に帰ることになった。
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