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教室に戻ってからも、あの不思議な感覚が頭から離れないでいた。
達也 「………おい、要っ!」
要 「なんだよ………急に大声出して」
達也 「いやいや……、俺ずっと呼んでましたがな……」
要 「………そうか、悪い」
達也 「大丈夫か?具合悪いのか?」
『こいつ何も言わないからなあ……』
要 「いや……、大丈夫だ」
達也 「そんならいいんだけどさ……。
昼飯食いに行こうぜ♪」
『今日はカレーって気分かな~♪』
要 「ああ」
能天気な達也に苦笑いしながら学食へと向かう。
要は頼んだA定を受けとると、窓際の席に着く。
達也もカレーを手に、要の向かいの席に座った。
達也 「おい……、後ろの席に真琴ちゃんがいるぜ!」
小声で要に囁き、顎で後ろの席を指す。
要 「いいから、お前は念願のカレーを黙って食え」
達也 「んもぅ~、要ちゃんったら~ツレないんだから~」
『なんでこうも淡白なのかね~』
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