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達也 「そんな冷たい事言うなよ~、タッちゃんとカッちゃんの仲じゃないか~♪」
『まるでタッチだな~♪
春休み中に思い付いた、俺の最上級なネタだっ』
要 「………………お前さ、そんなつまんないネタ考える暇があるなら課題やれよ……」
達也 「要は何でもお見通しだよな~。
俺の心を読んでるみたいだ」
要 「っ…………!」
達也 「それだけ息の合うコンビって事だな♪
だから課題見せて!」
要 「…………昼飯奢れよな」
達也 「がってんだ!」
達也が単純な奴で良かった……。
幼い頃から、要と話をしていると、口に出した言葉以上の答えを返されるので、次第に気味悪くなり、近寄らなくなっていく。
そんな噂はすぐ広まり、要の近くには誰も居なくなった。
煩わしさがなくて有り難かったが、高校になり、要の素性を知るものが居なくなった今、俺に関わるなオーラを出しまくっていた。
まあ、この鈍い男には通じなかったが……。
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