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熱い視線を要に投げ掛け、フフッと色気を混ぜた笑顔を浮かべる。
要もニコッと微笑みかけると、女教師は頬を赤らめサッと視線を外した。
ハハッ…、あんたが頬染めても、可愛くもなんともないさ。
心で悪態をつきながら、校長の長い挨拶を聞きに体育館へと向かう。
達也 「今年は可愛い子入ったかな~♪」
要 「お前の興味はそれだけか?」
達也 「それ以外に何があるっ!
男が女を、女が男を求めてる。
アダムとイブの時代からそう決まってるんだよ」
『ふふん♪俺って哲学的だな~♪』
要 「はいはい……」
校長 「え~~、新学期も始まり、新入生も今日から我が校の仲間入りを果たしました。
そもそも………………………………」
『今年は可愛い子が入ったかな~♪
書類選考で私が選んだ女の子もいるし~♪
後で教室覗いちゃおっ♪』
………校長の好みで入学決めんのかよ……。
ったく……、どいつもこいつも……。
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