決意

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「だぁぁぁあ!うるっせぇ!!」 俺は飛び起きた。 …あれ?アイツらは? 俺はつい今、殺されそうに… 「まだ寝てんのか?」 「また志田くん?プークスクス」 「今日もノってるなぁ」 「ほら眠ってた!賭けは俺の勝ちな~」 「ちくしょう…あとでジュースな。」 …おk、把握した。 どうやら、また授業中に居眠りしてたらしい。 で、また先生に怒鳴り起こされて、俺が逆ギレしたと。 「あ~…みんな、ごめんw」 授業の邪魔したし、一応謝らんとね。 とりあえず、俺を賭けのダシにしてた二人、あとで集合な。 「志田ァ…お前最近居眠りが趣味になってきたんじゃないか?」 「いや、そんなことありませんよ?今のは目を瞑って休憩していただけであって…そう、シエスタです!」 「ほう、そのシエスタは俺がさっきみんなに配った割と重要なプリントを涎まみれにするようなものなのか?」 「…おぅふ…」 机に置いてる、というか俺の下敷きになってたプリント。 びっちゃびちゃだ。 「…もう一枚」 「あとで職員室に取りにこい!」 嫌な夢と面倒な現実のダブルパンチである。
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