拳銃に対する格闘術

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~幻想郷、某所~ 誠一「よし、今日は格闘の練習を行うか。」 郁葉「…そんな事よりふらんちゃんとうふふしたいです。…うふふふふ…。」 賢太「黙れよ、ロリコン。」 寺子屋の前で、軽く準備運動を行う3人。 誠一「最初は何から教えようか…。」 誠一が考えていると、突然、手を挙げる郁葉。 郁葉「誠一さん。なんで銃は撃たないんですか?」 郁葉がそういうと、賢太も不服そうに頷く。 どうやら射撃がしたくて仕方がないようだ。 誠一「ま、気持ちは分からなくもないが…。」 誠一は突然、ホルスターから拳銃を抜き、賢太に差し出した。 誠一「…もってみろ。」 賢太「…マジっすか?」 賢太が恐る恐る、誠一の手からM92Fを受け取る。 誠一「弾は入ってるか?」 賢太「…入ってます。」 スライドを途中まで引き、薬室内に弾がある事を確認する賢太。 誠一「セーフティーは?」 賢太「…かかってます。」 誠一「外せ。」 郁葉「いいなぁー。撃たしてもらえるのかよ。」 賢太はセーフティーを外すと、少し嬉しそうな顔をした。 賢太「何を撃つんですか?」 誠一「…俺を撃ってみろ。」 郁葉&賢太「!?」
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