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サクっ…
一筋の血が楓の腹部から流れた。
「か…楓?先生…なにしてるの?先生…?」
「ハハハハハ!これでお前だけになったぞ村中!次はお前だ!」
なにがなんだかわからない僕は錯乱してる先生から離れようとしたが足がすくんで動けなかった。
「先生やめろよ…僕だけってなんだよ…意味わかんねーよ…」
声も震えてビクビクする僕に楓がなにか言っているようだった。
「げて…にげて…。」
「なに…?もーなんなんだよ!」
教室にはいつのまにか僕ら二人になっていた。
怯えた生徒たちはみんな教室から飛び出したみたいだった。
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