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近くに倒れていた掃除ロッカーの箒を先生に投げつけた。
「やめろって!どーしたんだよ先生!おかしーよ…」
「お前が第六感をもっているのは知っている!さぁお前の力を見せてみろ!さぁ!」
なにを言っているのか全くわからなかった。
第六感?なんなんだそれは。
噂でわ力がなんとかって聞いたが…
力…地震…この地震は先生がやったのか?
そんなはずは…。
「亮介大丈夫か!やめろクソ教師!」
サッカーボールを先生の顔面に当てたのはサッカー部の『野崎 郁弥(ふみや)』だった。
「亮介!楓いまのうちだ逃げるぞ!…ん?楓刺されてるぢゃんか!」
「私は大丈夫…置いて逃げて…。」
「バカヤロウ!お前置いて逃げれるか!」
僕は楓を背負い郁弥と全力で逃げた。
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