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「今、有り得ないとか思っただろ?俺、マジだから…」
言葉を言い終える前に課長の唇が私の唇に重なった。
スローモーションのようだった。
避けようと思えば出来たのに…
課長の潤んだ瞳に見つめられ、不覚にも一瞬、心臓がキューって音を立てた気がした。
唇に触れるだけのキスが“チュッ”と音を鳴らしては離れていく。
もっとしたい。
唇が離れても課長の瞳は私を映していて、次の瞬間、カラダの芯から熱くなるような激しいキスが降り注いだ。
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