第一章1⃣夢の跡

9/109
前へ
/109ページ
次へ
七日目の朝は、あれほど降っていた雨が嘘の様に止んでいた。と思ったら又降りだした。 魅堕な雨が降るしきる。此処は、快楽の館。あの夜と此の夜の懸け橋であるから、今日一は、何もかも、忘れて、楽しみ魔性 此処では、身分証明書、肩書、時には… 男と女 仮面をつけて、ひたすら快楽のとりこに酔い舞い踊りましょう。 異様な絵と共に流れている音楽。 サブリナル効果が、あらゆるスライド式の絵に盛り込まれているのか、それとも、お香の匂いだろうか?
/109ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加