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「どこ行く?」 「えっ?」 「てか、なに泣きそうになってんの」 「だって…ずっと無口だから」 「なに話していいかわからなくて…ごめんな」 そいって、頭を撫でてくれた。 「ううん、大丈夫だよ」 私は、最初に水筒が欲しいため 雑貨屋に行った。 「うわー水筒って、こんなあるんだ」 「麻衣ちゃん、はしゃぎすぎ」 「あっはい…」 「どれにする?」 「クマ可愛い」 「俺は…柄なしの水色」 「水筒なんか使うんですか?」 「音大生だしライブもやってるんでね」 あぁと私は納得した。 お会計しようと、レジに持ってくと…「俺が払う」と大翔さんが払ってくれた。
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