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待ち合わせ場所に来ても 里奈たちは、居なかった。 「あちいなあ」 「ですね」 「倒れるといけないから…あの木の下にいて。俺飲み物買ってくる」 私は、言われるまま木の下に。 10分後、手に飲み物を持って 帰ってきた。 「イチゴミルクとミルクティーのタピオカ入り」 「大翔さん、イチゴ好きですよね」 「ばれた?」 「前も、イチゴのクレープでした」 「じゃ、ミルクティー貰います」 一口飲むとミルクの味が口いっぱいに広がった。 「一口ちょうだい」 ダメと言う前に、飲まれた。 数分後、里奈たちが来た。 「わりぃ、遅れた」 「ん?大丈夫」 私は、自分の荷物をとろうとすると…「俺が持つよ」 「大翔、優しい」 「ばーか」 大翔さんに対する気持ちが どんどん増していた。
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