9/10
前へ
/58ページ
次へ
彼は、イスに体育座りをしてた。 ミルクティーを両手で持ち 膝に軽く置いた。 「美味しいなあ」 「これでも、カフェ&バーで一年以上働いてますから」 「じゃあ、シナモントースト作れる?」 「はい!」 「明日の朝お願い」 それから、なぜ路上ライブしてるのかとか音大生だとかを話した。 「寝る前に、優斗としてたことしたいな…」 「えっ?」 なにかを、聞く前にいきなり 抱き寄せられた。 彼は、身長178㌢。 私は、すっぽりと彼に包み込まれた。
/58ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加