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彼は、イスに体育座りをしてた。
ミルクティーを両手で持ち
膝に軽く置いた。
「美味しいなあ」
「これでも、カフェ&バーで一年以上働いてますから」
「じゃあ、シナモントースト作れる?」
「はい!」
「明日の朝お願い」
それから、なぜ路上ライブしてるのかとか音大生だとかを話した。
「寝る前に、優斗としてたことしたいな…」
「えっ?」
なにかを、聞く前にいきなり
抱き寄せられた。
彼は、身長178㌢。
私は、すっぽりと彼に包み込まれた。
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