第1話♯花園学園

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まだ朝になる前の時間である教会の中、黒い布を被り、膝を地面につけている銀髪の少年… アレクサンドル・ニコラエビッチ=ヘル サーシャがいた。 サーシャの後ろには、『剣の生神女』の持ち主… 織部まふゆが立っていた。 二人の前にいるのは野田・ユーリと、テレサ=べリアが立ちつくしていた。 ユーリ「今年は、全員同じ任務です」 サーシャ「同じ任務だと?」 ユーリ「はい。 実は、次の任務は凄く難しいので、全員違う日に送りました」 今回サーシャ達が行う任務は"闇に包まれた黄昏の花"を持つ少女ということだ。 『黄昏の花』と呼ばれる少女の名前は"はるか"という。 そして、サーシャとまふゆは任務の場所へとたどり着いた。 サーシャ「ここか」 まふゆ「わたしたちの学園より広い」 二人は、周りを見つめて色々な言葉を口に出した。 そこに現れる茶色い髪の私服を着た女性。 「え~と、どなた? この学園に何か御用?」 まふゆ「あ、わたしたちはこの学園に転入してきた…」 女性は、サーシャとまふゆの手を掴みだした。 驚く二人は女性を見つめた。 「あなた方が転入生?! いらっしゃ~い」 キラキラと目を輝かせ、ギュ~っと強く二人の手を握る。 そして中に入る。
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