29人が本棚に入れています
本棚に追加
まだ朝になる前の時間である教会の中、黒い布を被り、膝を地面につけている銀髪の少年…
アレクサンドル・ニコラエビッチ=ヘル サーシャがいた。
サーシャの後ろには、『剣の生神女』の持ち主…
織部まふゆが立っていた。
二人の前にいるのは野田・ユーリと、テレサ=べリアが立ちつくしていた。
ユーリ「今年は、全員同じ任務です」
サーシャ「同じ任務だと?」
ユーリ「はい。 実は、次の任務は凄く難しいので、全員違う日に送りました」
今回サーシャ達が行う任務は"闇に包まれた黄昏の花"を持つ少女ということだ。
『黄昏の花』と呼ばれる少女の名前は"はるか"という。
そして、サーシャとまふゆは任務の場所へとたどり着いた。
サーシャ「ここか」
まふゆ「わたしたちの学園より広い」
二人は、周りを見つめて色々な言葉を口に出した。
そこに現れる茶色い髪の私服を着た女性。
「え~と、どなた? この学園に何か御用?」
まふゆ「あ、わたしたちはこの学園に転入してきた…」
女性は、サーシャとまふゆの手を掴みだした。
驚く二人は女性を見つめた。
「あなた方が転入生?! いらっしゃ~い」
キラキラと目を輝かせ、ギュ~っと強く二人の手を握る。
そして中に入る。
最初のコメントを投稿しよう!