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少女は1人魔法学校の門の前に立っていた。辺りは暗くなっている。
だいたいの時間帯は6時ぐらいだろう。少女は運がよかったのか門はまだ開いていた。
少女は学校に乗り込むことに少し緊張したのか手のひらを広げ前に突きだし詠唱しだした。
どうやら彼女は魔法の試し打ちをするらしい。
「天をも貫く豪炎を…」
『フレイムアロー!!』
少女の放った炎の矢が風を切り裂き風がうなり近くにあった壁に突き刺さる…というより壊した…のほうが正しいだろう。
「よし…行こう…」
少女は先程放った魔法に手応えを感じたのか緊張していた表情が消えていた。
そして少女は歩きだす。
大きなマナを感じるほうへと。…
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