不思議な出会い

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あいつと出会った日は........ 俺は少々イラついていた。 その理由は、まあ、この際はいい。 そのまま、コンビニ弁当を買いにいった。 だが、運悪く不良に絡まれてな。 イライラしてたからな、憂さ晴らしにケンカを..... 彼と出会った日は...... 私は高校に行けるかどうか不安で不安で、 気分転換にコンビニに行ったんだ。 とりあえず夜食を買って、帰ろうとして そうしたら道端にケンカをしてる人たちが。 その時は夢中だったなぁ。 気がついたら買った缶詰を........。 「か、缶詰??」 なにか音がしたと思ったら、不良〓に缶詰が 当たった音だった。 まあ、それで不良どもは走り去ったわけだが すげぇ痛そうだった。 俺は好奇心で投げたやつを見てみようと思っ た どんなやんちゃなやつだろう、ってな。 見たときにはびっくりしたな。 投げたやつは少女だった。 しかも肩で息をして、一生懸命投げたらしい 。 「お前か?この缶詰のやつは」 『え?........あ、缶詰無いや』 しかも無意識ときた。 「とりあえず缶詰は返す。ありがとな、止め てくれて。お前、名前は?」 『え......?あ、はい!花菜です。』 「そうか。花菜か。俺は左之助。」 緊張して名字名乗るのを忘れてやがる。 まあ、いいか。俺も名前で。 多分もう会わねぇし、つきまとわれてもな.... (さのすけさん.....) 私は必死に覚えようとした。 勉強にも使ったことないぐらいの本気で。 初めはまったく相手の顔なんて見てなかった だけど、缶詰を返されたとき、初めて見た。 (なにこれ......////なにこの垂れ流しは!!!) たしかに春はすぐそこだが。 だが、胸開きすぎだ。 さらにその胸がさりげない筋肉質で、 本人が色気があるとなれば......! しかも、自分の名前を呼ばれた時気づいた。 声も破壊力ありすぎじゃない....!?!? また会えるように、名前は覚えていたい。 しかし、名字を聞いてないことを気づいたの は別れた後。落ち込みようは半端じゃなかっ た。 二人が再会するのは、まだ、少し先.......
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