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『千鶴ー!』
廊下を歩いていると、大声で呼び止められた 。
「あ、平助君」
『今日、さ。国語の補習なんだ。 だから、先に帰ってくれ』
走ってきたのか、肩で息をしている
「分かった。平助君、頑張ってね」
『ありがとな、千鶴』
そうして一人の帰り道.....
〓♪〓♪ あ、メール。
From 平助 ―――――――――
総司が来ねぇー(泣)
(あ、そういえば0点とったとか..... サボったんですね、総司先輩)
〓♪〓♪
From 総司先輩 ――――――――
平助、可哀想なことになってるよ。
(総司先輩....... もう、行ってあげてください。)
〓♪〓♪
From 平助 ――――――――
総司、どこ!? 土方さんが怖ぇよ(泣)
(あー......土方先生だった。 ご愁傷さま。)
〓♪〓♪
From 平助 ――――――――
ぎゃー!殺される!!
(平助君!料理作るから頑張って!)
三時間後
〓♪〓♪
From 平助 ―――――――――
終わりがけに総司が.....!
おかげで宿題が三倍......(泣)
(お疲れ様。平助君......。 いっぱい料理作っておくね。)
〓♪〓♪
From 平助 ―――――――――――
撒いても撒いても 総司がくっついてくる!
(たまに、総司先輩が怖い。 平助君、頑張ってね。)
〓♪〓♪
From 平助 ―――――――――
今晩は千鶴ちゃんの料理食べに行くからね♪ 千鶴ちゃんのことだし、 平助のために料理つくるんでしょ。
(総司先輩......だよね、これは。 エスパー?)
今日、確実なのは、 平助君の平穏はない。
せめてのもので、いっぱいご飯食べさせてあ げよう。 そう誓った千鶴だった。
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