七瀬の謎【前編】

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「何があったんですか⁉」 急いで中に入ると... 「な、七瀬さんがふたり❗⁉」 そこには、丸めた新聞紙を持ち 肩で息をしている七瀬と、その七瀬の顔と全く同じ顔立ちの これまた肩で息をしながら床に座りこんでいる男がいた。 七瀬「あ...跡沢さん ...っ丁度良いところに!!」 ???「おー、知らねえ兄ちゃん!そいつをやっちゃってちょーだい!おねがい!!」 跡沢「へっ!?そいつって!?」 「跡沢さん、足元に行きましたよ!」 「足元って... うわぁぁぁーーー‼‼」 そこにいたのは、夜の帝王(昼だけど) GOKIBURIだった!! 「のぇぇぇぇ‼なっ七瀬さんっ新聞っしんぶん❗」 「は、はい!あ、外に出ましたよ! 抹殺するまで帰って来ないで下さいね」 「え、まっさ...!? わ、わかりました!」 バタンッ 跡沢が出ていったドアを見ながら、ため息をつく七瀬 「ま、まさか僕の事務所にゴ、ゴキ...Gが出るなんて...」 「まぁ、そんなこともあるよ~✨元気だして(笑)」 「はぁ...あなたは他人事だからそんな風に言えますけどね 悟」 「ふふ~ そーかもね、玲」
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