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「っ!!」 びっくりして、目を覚ました そこは、いつもの自室 自分以外は、誰もいない 懐かしい彼女は、どこにもいない 「………」 今のは、紛れもない夢 でも、最後の言葉を思い出して怖くなった (…皆、私の事を…そう、思っているのだろうか…?) 寝起きの頭でぼんやり考えて、やめた 考えたって、人の気持ちなんて分からない それに… 「あ、もう支度しないと…」 だるい体を起こして、いつものように準備を始める 今日も、憂鬱な一日が始まる
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