邪魔な気持ち

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そっそうだ!さっき下駄箱の上で走ったじゃん!だからだよ! 「違うよ。」 「えっ!美希!」 「そんなに驚かなくても…。ここ、計算間違い。」 「えっあ、そっか、計算…ね。」 なんだ。 「どうしたの?顔赤いよ世良。」 「なっ。なんでもない!さっき走ったから…だからだよ!」 「えらく否定するじゃない。恋?だまってないで教えてごらぁん?世~良。」 「違う!そんなはずない。」 私、見なくてもわかる。顔、真っ赤だ。あついもん。 「こっこれは!走ったから。」 「ハイハイそういうことにしてあげましょうかね。」 「ホントだってば!」
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