Act.1

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「形くん?でいい?」 「うん」 …心なしか顔が喜びに満ち溢れているような気がしてならないんですが。 でも悪い気はしない。 寧ろ、いい気持ちだ。 「あ、私の名前は鐘崎朱音。よろしくね、形くん」 「よろしく、朱音ちゃん」 「…私も名前呼び?」 「え、ダメ?」 …犬耳とか、犬の尻尾とか見えてナイナイナイ。 断じて、無いっ!!! 「いや、良いよ」 「良かった」 ホッとしたように笑った先客さん…違った、形くんの笑顔はやっぱり綺麗だった。 to be continued‥‥。
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