no.2

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――――――― ――――― ――― 「……い………おい!」 「……ん」 「やっと起きた。ってかお前何で泣いてんの?」 ―え。 どうやら僕は泣いていたらしい。 珍しいな。 「…何でもない。あんた誰?」 「あぁ、俺は新藤 龍樹(シンドウ リュウキ)よろしく。」 「…よろしく。で、何?」 「あぁ、お前の部屋、俺と同じだかんな。案内する!!」 龍樹と同じ部屋だと!? バレちまうだろうが。 というか今何時だ? 「あ、4時半だよ。」 「お前、テレパシーかよ。」 「違うよぉ。早く行こ。」 「あぁ。」 なんだこいつは。子供みたいだな。 「……かわいい………」 龍樹は気付いてないらしいが、こいつはかわいい。 守ってあげたくなるような感じだ。 .
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