no.1

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――――― ――――――― 僕は待ちに待った高校生活を少しなめていたようだ。 「男子みたい。あれでも女子なの?」 「ホントホント。一緒にいたらなんかいわれない?」 「たしかに。一緒にいてもつまんないし。」 高校生活始まってすぐ僕は、中学校の時から一緒にいた親友にも陰口を言われていた。 たしかに僕は女子っぽくないし、キャピキャピした方ではない。むしろ、静かめの方だった。 でも友達は欲しくて、入学してからすぐいろんな子に話し掛けた。 それから僕は皆と友達になりたくて、なるべく女子らしくしていたつもりだった。
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