13章

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「いいから頭を上げて!」 ここは公共の場でそれなりに人がいる‥とても目立って恥ずかしい! 優輝君がようやく頭を上げるとセイルと呼ばれていた男性も僕に近付いてきて 「‥私はセイルといいます。えっと昴さんでいいですか?…助けて頂いたのに礼を言わずに申し訳ありません。あの時は本当に助かりました。ありがとうございます‥」 セイル君も頭を下げる…目立って恥ずかしいんだって! いつまでも立ち話もなんだから酒場の一角に移動‥とりまきの女生徒達はルナ達と遊びたいらしくそのまま残してきた‥あまりお菓子を与えないでもらいたいんですが‥ 酒場で昼食を頼んで 「改めてありがとうございました!昴さんがいなかったら生きていなかった」 「‥ありがとうございます」 優輝君とセイル君に頭を下げられた 「ホントいいから!!頭を上げて」 人に頭を下げられるのは苦手です 「‥でも」 優輝君がなかなか頭を上げてくれない ‥このやりとりは頼んだ物をテーブルに運ばれるまで続いた‥ ってレティもローグ君も笑顔‥ちょっと楽しんでる!!
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