13章

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「さてとそろそろ帰ろうか」 事務仕事も一段落‥明日からやっと自由な時間出来る‥とは言っても賢者の披露会があるからゆっくり出来ない‥ 「そうですね‥帰りましょう」 そう言って帰る準備をするレティ 僕も帰る準備をしながら‥でも今回の騒動で本部は大混乱!ホントに披露会開かれるのかな? いつの間にか帰る準備を完了させたレティが僕の顔を覗き込んで「どうしたんですか?」 「あっえっと‥賢者就任の披露会開催されるのかなって‥ほらギルドマスターが何人も亡くなってるから‥」 正直披露会なんて開催している場合じゃないと思う‥ 「中止にはならないですよ‥もう各国の代表者を招待してますし‥」 浮かない表情のレティこの時期の披露会開催に賛成じゃないのかも‥ 「ルナ、イリス帰ろう」 一階に降りてギルド員と遊んでるルナ達を呼ぶ 《はいです》 《うん》 ルナ達がギルド員の方々に別れを告げているのをレティと待っていると見知った顔‥優輝君がギルドに入ってきた
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