始まりの朝

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「「きゃぁぁぁぁぁーっ」」 美紗と萌が叫んだ。 夢斗「う、 うそだろ‥」 忍「‥‥‥っ 紫音‥ッ」 みんなフェンスまで 走り出す。 がしゃん フェンス越しから 下を覗く。 紫音は 地面で 大量の 血を流し 倒れていた。 萌「な なんで‥ 紫音が‥ 紫音が 自殺なんて‥‥‥」 萌は今にも 泣き崩れそうだった。 姫乃「紫音‥飛び降りる前に ゾンビになりたくないって 言ってなかった? あれは一体‥?」 姫乃先輩が真剣な表情で 言った。 その表情の中には 恐怖や不安の色も 見えた。 めぐ「でも そんな映画みたいな ことあるわけないじゃ ないですか‥‥! 取り合えず 先生に 報告した方がいいですよ! 紫音が‥ 紫音が‥」 夢斗「そうだな‥ 取り合えず 急いで 職員室に向かおう‥」 みんなが一斉に走り出した。
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