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その後、主は殺された
私に主は…
『お前は今から、あの男に忠誠を誓うんだ。私はじきにいなくなる、それを見越しての命令だ。さぁ、行け“スレイプニール”』と遺した
その後、私は部屋を出ていき主の言葉の意味を考えた
確かに、主は寿命や戦いの傷でじきに死ぬことは殆ど確定していた
だが、不信な点がある。主が死ぬのは30年後の話だった
病気にかかっていた?いや、それはない。あの人は神なのだ、かかる病気も100年に一度位のものだ
なら、なぜ死ぬんだ?死ぬ理由も無いのになぜ死ぬ?
訳が分からなくなった。もう一度聞きに行こう
そう思い、ドアを三回叩いた
だが、返事はない
何事かと思い、ドアを開けるとそこには既に生き絶えている主の姿があった
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