始まりは突然に

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『ふむ、お主は何故その様に落ち着いておる?』 「別に、死んだって記憶はあるけど実感が沸かないし、戸惑ってるだけ」 確実に死んでるけど手足はあるし幽霊みたいに空も飛べないし、なんか釈然としない感じ 『そうじゃったか、まぁよい、それよりもお主に一つ頼みとう事がある』 「神様が?俺に?」 神様からの頼みごとが俺に勤まるとは思えないんだけど 『お主には今までおった世界とは異なる世界に転生してもらいたい』 「………つまり異世界に行って来いと」 『そうじゃ』 あぁなるほど、だから俺はこの真っ白な空間に呼ばれた訳ね漫画とか小説によくあるパターンってやつだ、それなら俺の答えは決まってる 「ふざけんなバカヤロー」 全力で納得いかない
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