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「…で、何処に行くんだ?」
「この街の地下にある地底湖へ行こうと思ってます。」
街の南にある洞窟から行けます
「マスター、帰ってきたら手入れしてください」
「あ、ボクもお願いします」
突然どうしたのでしょうか…
クロナはソルに続いて話したからわかりますが…
「いいですけど、何故ですか?」
「地底湖ってことは、湿度高いですよね?更に地下です。」
まあ、当然ですね
「私が錆びます。」
……あれ?
「ソルって鉄だっけ?」
リールが僕の変わりに聞いてくれました。
鉄以外も錆びますが…まあ、いいでしょう
「違います、本当に錆びることは無いんですが、それでも湿度が高い場所や腐食しやすい場所は嫌いなので…」
「そうですか」
――――――――――――
洞窟
「こ、ここから入るんですか?」
クロナが言うのも無理は無いです
支えに使われている木は朽ち果てていて、長い間、整備がされていないみたいです
入口で止まっていてもしょうがないですね…
リールは凄い楽しそうです。
「地底湖か~、アルム行こっ!」
「マスター、行きましょう」
「わかりました」
さて、地底湖までは2、3kmぐらいですね
落盤にならないといいですが…
「ほら、クロナ、行きますよ」
「ちょっと、待って!置いてかないでください!」
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