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「取り敢えず、今から街を出ます」
今はお昼前
昨日襲われた理由がわからないので中央大陸に向かおうと考えています
「急だな…何処へ行くんだ?」
「マリ王国です」
マリ王国とは、中央大陸の半分の領土を納めている大国です。
「でも、何でそんな大きい国に行くんですか?」
「人が集まる所に情報は集まります。狙われた理由を知るには一番いい場所です。」
クロナは人が多い苦手そうですが…
「王国なので城もありますし、騎士や貴族も多いので問題は起こさないでください」
「お城♪お城♪」
リールが目を輝かせています
ていうか、キャラが壊れてますよ?
「リール、貴女に言った様なものなのですが…後、城の中には入りませんよ、普通は入れないし…」
「ッ!…そ…んな…」
そこまでショックを受けることじゃ…
「と言うか、城の中入ったことあるでしょ?城を壊したことあるのですから」
「あの時はパーティーなんて面倒なことしてたからそこまで楽しくなかった」
今更ですが、リールってどんな過去持ってるのでしょうか?
まあ、視たりはしませんが、普通はパーティーでも中々入れないんですよ
「それはいいとして、マスター、どうやって行くんですか?此処からだと一ヶ月は掛かりますよ?」
ああ、その事ですか…
「簡単ですよ。僕が転移を使います」
「「「……え?」」」
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