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「ゲホッゲホッ…何か向こうでも爆発音がしたのですが…」
流石は魔法ですね
家を出る時に木が朽ちるのを防ぐ為に掛けたのですが…
あれだけの爆発で焦げ後一つ、付かないとは……。
何で爆発したかは、火薬を混ぜる量を間違えました
ヴェノムキャットと呼ばれる魔物の毒を使って小型爆弾を作ろうとしたのですが…
「そんなに強くないけど、毒を混ぜる前でよかった」
混ぜた後だったら毒ガスが発生して大変なことになる筈です
しかし、もう一つの爆発は何でしょうか?
――――――――――――
「うわ!!何ですかこれ?!」
「あ、アルムさん、止めてください。ボクじゃ無理です。」
どうなっているかというと……リールとソルが戦っている
リールは魔法使ってるし…
ソルも体を変化させて刀を持ってるし
うん、きっと疲れてるんですね
さて、部屋に「お願いします、帰らないでください」…泣きそうな顔で言われても
「いや…だって、あれは無理ですよ…」
「大丈夫です。アルムさんなら逝けます」
「字が違いますよ!天国に逝けってことですか?!って、危な!!」
こっちにまで魔法が飛んできました
「次で最後ですよ、リール」
「ああ、私も本気で行こう」
「ちょっと待ってください、こんな部屋で大技なんか使ったら大変なことになりますよ!て言うか人の話は聞いてください!!」
この後、リールとソルがボロボロになった僕とクロナに怒られたのは……言うまでも無いですね…
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