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「取り敢えず…僕はご飯を作ってきますから、その間に二人は部屋を片付けてください」
「……わかった（ソルが言い返すから…）」
「わかりました（リールのせいで…）」
「先に言っておきますが両方悪いですから、クロナも手伝ってあげてください」
――――――――――――
全く…何で部屋で戦ったりするのでしょうか…
普段、暴れるのはリールだけで、ソルまで参加することは無いのに…
何が原因だろう？
そろそろマルトが焼けますね
「三人とも、そろそろ片付け終わらせてください」
二階まで届いたかな？
まあ、こっちは仕上げにソースでも作りますか…
――――――――――――
降りてきたリールたちを見て、というよりリールですね
リールがクマのぬいぐるみを嬉しそうに抱き抱えています。
僕が知る限りでは、家にぬいぐるみ何て無かったと思うのですが…
「えっと…リール、それ何処から持ってきたのですか？」
「うん、部屋を片付けてる時に見つけたんだ♪ねぇ、これ私がもらってもいい？」
確か、ソルの部屋は親父の部屋だった筈ですが……
まさか、親父にそんな趣味が…
出来れば永久に知りたく無かったです
「あ、はい、別にいいですよ」
「やった～♪アルム、ありがとう！！」
…こういう所だけ見るとリールって物凄く子供ですね
「マスター、先に盛り付けて運んでおきましたよ」
ソルとクロナがご飯を並べてくれたようです
「二人ともありがとう、じゃあ食べましょう」
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